代表理事・会長 西澤潤一先生が逝去

2018年10月29日

西澤潤一先生

当原子燃料政策研究会の会長を、1999年7月から今日まで19年余りにわたり務めていただきました西澤潤一先生が10月21日に逝去されました。1926年9月生まれの92歳でした。謹んでお知らせいたします。

西澤先生は、世界的な権威となられた半導体分野ばかりでなく、日本のみならず地球規模でのエネルギー供給にも多大な関心を示し、水力発電未開発地域への推進を強く主張されておられました。水力発電を開発し尽くしているわが国のエネルギー供給については、技術立国の責務として、化石燃料の消費を抑えるために原子力発電の推進を強調されました。

西澤先生は、地球温暖化問題にも高い関心を示され、このまま温暖化ガスの排出が続くと、海水温の上昇により海底のメタンハイドレートを気化させ、さらなる炭酸ガスの急増を引き起こし、人類が窒息、滅亡する、その時期は近い、と他の学識者との共著の単行本も発刊されました。人類の未来に対する深い洞察と共に、現代社会に対する警告を発しておられました。

西澤先生のご冥福を心からお祈りいたします。